【体験談】私はリラクゼーションの会社を「うまく利用」しました【3つのポイント解説】

転職

こんにちは、整体・リラクゼーション業界で20年活動している、あん摩マッサージ指圧師のニワです。

整体師やリラクゼーションセラピストって、その先のステップアップはどうしているのかな・・・・

このような方に、私の経験からアドバイスです。

私は、リラクゼーションの会社を利用して学費を貯め、専門学校へ入り、学校と仕事を両立しました。

リラクゼーション・整体業界での生き方として「業務委託契約・完全歩合で頑張る」とかだと収入としては不安定ですよね。

ですので、「会社を利用して、自分は上の国家資格を目指す」くらいの目標がオススメです。

人生好転。

まずは頑張るとを決めて、コツコツ努力して学費を貯めましょう。

(現状は社会人再進学の場合は専門実践教育訓練給付制度がオススメですが、私が社会人で転職した時にはありませんでした)

上記を深掘りします。

リラクゼーションの会社をうまく利用して、個人スキルを伸ばしていく方法です。

私は会社を「うまく利用」しました【体験談】

下記の3つが大切です。

  • ポイント①:一生の資産になる国家資格を取る
  • ポイント②:がっつり稼げる環境で、時間の融通が効く環境で働く
  • ポイント③:専門学校の卒後に即戦力になれる環境で働く

順番にみていきます。

ポイント①:一生の資産になる国家資格を取る

ここが最重要ですね。というか、整体・リラクゼーション業界で働く上で「最も大切」かなと思っています

この業界で生きていく上で土台になるものがなかったら、「このままリラクゼーションマッサージの安売り合戦の中でやっていくって、大丈夫なのかな…?」と迷いが生まれますよね。

会社を利用する or しないに関わらず、最重要なことです。

私の場合は、国家資格を目指して、メチャクチャ働きました。

整体師〜専門学校の学生時代の話です。

整体スクール(東京療術学院)を卒業して、なんとか全身マッサージができるレベルでしたが、都内の新規オープンの温浴施設で業務委託契約で働きだしました。ここから大手リラクゼーション会社(リバース東京)との関係がスタートです。

整体スクールしか出ていなった私は「民間の整体資格なんか全く意味ない、このままだと将来がヤバいから、何か行動しなくては…」と焦っていました。

そのときに、職場の同僚から色々と業界事情を収集しました。

同僚のお話し。

「あん摩マッサージ指圧師の国家資格があれば、手技療法の公的な開業権があって、健康保険を使った訪問マッサージと言う分野があり、その正社員の道もあるよ。独立開業するマッサージ師も結構いるよ」

「独立するのも、事務所と携帯とファックスくらいで設備投資もいらないし、営業力だけあれば他の業種より比較的簡単に独立できるよ」

「今、高齢化社会で2028年が最も高齢者の増えるピークだから、すごく需要もあるし、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を活かせるよ」

この情報や、実費の手技療法で開業権のある資格は「あん摩マッサージ指圧師」しかないということを知り、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取ることを決めました。

それと、整体スクール(東京療術学院)で勉強したことがあまりにも低レベルで、人様の身体を触るならちゃんと勉強しないといけないと考えたからです。

当初、働き出した場所が新規オープンの温浴施設なのでオープンしたての頃はガッツリと稼ぐことができました。

その後、オープンの勢いも落ち着きセラピストも増えたぶん、あまり稼げなくなってしまったのですが、さらに都内で繁盛している温浴施設(スパ・ラクーア)があると知り、希望を出してその繁盛している温浴施設に移動させてもらいました。

その温浴施設が朝方4時までやっているところで、1日12時間働かせてもらい、またガッツリと学費を貯めることができました。

今となって思いますが、リフレクソロジーはできず、全身のマッサージしかできないのに働かせてくれたことには感謝しています。

大手リラクゼーションの会社(リバース東京)だったおかげで、他の稼げる温浴施設の情報が入り、無理を言ってそこにサクッと入らせてもらったのですが、大手リラクゼーション会社だったらできたことだと思います。

結果:2年後、ある程度は学費を貯めることができました。

ポイント②:がっつり稼げる環境、時間の融通がきく環境で働く

温浴施設で働いていたの当時は、無我夢中で行動していました。

1日500分くらいマッサージして自分の体がボロボロな状態でしたが、稼げないお店にいたら、あまり状況が変わっていなかったと思います。

その温浴施設(スパ・ラクーア)は、セラピストが40人くらいいる温浴施設だったので、国家資格の専門学校に通っている同僚や、すでに国家資格を持っている同僚などに、たくさん出会えました。

その後、専門学校入学して通いながらも並行して働きました。

専門学校生を卒業するまで、そのまま並行して働くという流れになりました。

この時期は、午前中、専門学校に行き13時半から25時半まで働いていました。

(長時間労働は身体を壊すのでオススメできませんが)

専門学校のスケジュールに合わせて働けた上に、奨学金も返せて生活費も稼げたので、温浴施設の完全歩合をこんな感じで利用できてよかったです。

ある意味で、リラクゼーション会社を利用していると言う状況だったと思います。

当時の私は「歩合制セラピストとして、繁盛店で稼げる環境」だったので、学費を貯めるのが早かったです。

もし仮に「ヒマなお店でのんびりやっている」とかだったら、学費は稼げなかったです。

学校と仕事の両立を図るためには、忙しい職場で歩合制で働くのが最適だと思います。

学校のスケジュールにあわせて、仕事の調整が可能だからです。

例えば、定期テスト前は仕事を休んだり、逆に学校の夏季休暇にはガッツリ仕事をしたりと。

あとは、温浴施設の歩合制ならではですが、空き時間は何をしていてもよいので、勉強したり、寝て身体を休めたりしていました。

ここを実践しづらい環境だと、あまり良くないと思います。

経験から思うことですが「会社は、思いっきり利用すべき」です。

また、会社を利用してスキルアップしようとすると、その過程で「会社への大きな貢献」が生まれます。
この状況を会社は好むので、職場環境も良好になります。

具体的には「職位・歩合率アップ」とかですね。

なので、ガンガン会社を利用して、スキルを伸ばし、自分の人生を豊かにしていくのがいいですね。

ポイント③:専門学校の卒後に即戦力になれる環境で働く

国家資格の専門学校って3年制で、何かしら働きながら通う生徒が多いです。

仮に

  • 飲食のキッチンで3年ほど働く
  • セラピストとして3年ほど働く

比較対象が微妙かもですが、卒後に即戦力になれる人材は「完全に後者」です。

当然ですが

飲食のキッチンで3年ほど働く →飲食「だけ」で使えるスキルが残る

セラピストとして3年ほど働く → マッサージで使えるスキルが残る

上記のとおり。

ぶっちゃけ「学校の実技の授業はぬるま湯」だから、実技の授業だけだと卒後の即戦力にならないです。

こんな感じでリラクゼーションの会社を利用すると、効率的に成長できてオススメです。

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